同年代の結婚報告がSNSで流れてくるたびに、心だけが置いていかれる。
焦るのに、何をどう動けばいいのか分からない。
35歳の頃の私も、まさにそうでした。
でも私は、その35歳からお見合いを選んで、半年で結婚しました。
今年で結婚11年目になります。
決め手は、ドキドキする恋愛をやめたこと。
この記事では、恋愛で消耗していた私が、どうやって半年で結婚まで進んだのか、その体験をぜんぶ正直にお話しします。

恋愛やめるって、どういうこと?
35歳、従姉妹の結婚式で「私もお見合いしたい」と口走った日
当時の私は、大阪のど真ん中でマンションを買って一人暮らし。
仕事も安定して、ノリの合う友達もたくさんいて、好きな飲み屋にふらりと寄れる。
自分でも「充実してるなあ」と実感できる毎日でした。
むしろ、結婚したらこの自由は終わる。
そう思っていたから、独身のままで十分に満足していたんです。
そんな私が動いたきっかけが、2013年12月。
母方の従姉妹の結婚式に、母の代理で出席したことでした。
母が式の1週間前に転んで捻挫してしまい、急きょ私が親族席に座ることになったんです。
久しぶりに会うオジやオバから飛んでくるのは、お決まりの「結婚はまだせんの?いい人おらんの?」攻撃。
約20年ぶりに見た従姉妹の式があんまり素敵で、オジやオバとも楽しく過ごして、お酒も多少入って——気分がほどけたその瞬間、私の口から突然こんな言葉が出ました。
「伯父さん、誰か紹介してくれへん?お見合いしたい。大阪の生活、捨ててもいい」



おっと!
これはビックリ発言!!
一番驚いたのは、言った本人の私です(笑)。
お酒のせいにするのは簡単やけど、違うんです。
私はお酒との付き合いも長くて、酔った勢いであんな大事なお願いを冗談で口にするタイプじゃない。
きっと心のどこかで、ずっと「リセットしたい」と思っていたんやと思います。
全部そろってるこの街じゃない場所で、違う未来へ行ってみたい。
自分でも気づかないふりをしていた願望が、あの幸せな空気のなかでふっとあふれ出した。
そんな感覚でした。
だから言ってしまったあとは、不思議と妙にスッキリしていたんです。
恋愛で疲れた私が「条件で選ぶ」お見合いを選んだ理由
正直に言うと、それまでの私は、ちょっと変な男の人にばかり惹かれる時期を過ごしていました。
ドキドキを追いかけては、感情に振り回されて疲れる。その繰り返しです。



まさに消耗する恋愛のエキスパート
そんな私が「条件で選ぶお見合い」に賭けられたのには、理由があります。
当時、不動産営業を7年やっていて、仕事柄たくさんのご夫婦やカップルにお部屋を案内し、男性の素の部分を山ほど見てきたからです。
そこで気づいていたんです。
恋愛の熱量と、結婚してからの幸せは、まったくの別物だということに。
ドキドキで選んだ人と、穏やかに長く暮らせるとは限らない。
むしろ感情で選ぶほど、結婚生活はしんどくなりがちでした。
だったら、自分が大事にしたい条件で相手を探すほうが、私には合っている。
そう腹をくくれたんです。
実際、その場で伯母に「理想はどんな人?」と聞かれて私が答えたのは、「健康でよく働く人、ペラペラ喋りすぎない人」。
ときめきやドキドキを条件に入れることは、ひとつもありませんでした。
地味に聞こえるかもしれませんが、長く一緒に暮らすなら、この“普通”がいちばん効いてくるんです。
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出会って半年、自分からプロポーズするまで
伯父夫婦が紹介してくれたのは、親戚のご縁でつながっていた一人の男性。
私が尊敬している伯父と伯母が「この人なら」と太鼓判を押す相手やったので、会う前から不思議と安心感がありました。
大阪と愛知を行き来しながらデートを重ね、3〜4回目のとき。
今住んでいる市のオープンカフェで、私から切り出しました。
「どうですかね?もし嫌じゃなかったら、結婚の話、進めませんか?」
そう、プロポーズは私からの逆プロポーズです。
彼は「ふつつかものですが、よろしくお願いします」と返してくれて。
その言い方がなんだかおもしろくて、愛おしく感じたのを今でも覚えています。



えっ、自分から⁉
正直、途中で「やっぱり引き返そうかな」と迷った時期も、ちゃんとありました。
でも、彼がずっと待っていてくれた気持ちを知って、「あ、この人しかおらん」と確信したんです。
余談ですが、移り住んだ県は母の生まれ故郷で、中学生の頃まで親戚の家に通っていた土地。
「大阪を捨てる」と言っても、まったく知らない場所へ飛び込んだわけではなかったんです。
どこかに、帰る場所に近い安心感もありました。
あれから11年、「合理的婚活」が正解だった話
結婚して11年目。
毎日は驚くほど穏やかで、安定しています。
「条件で選ぶなんて打算的」と思う人もいるかもしれません。
でも、やってみて分かりました。
合理的に選んだ結婚でも、小さな愛の種はちゃんと芽生えるんです。
振り返ってみて、なぜ35歳から半年で結婚できたのか。
理由は大きく3つやと思っています。
- 思いついたら動ける行動力があった(伯父にその場でお見合いを頼んだ)
- 恋愛の感情をいったん手放し、条件で相手を探すと決めた
- 仕事でたくさんの夫婦を見てきて、男性を見る目が育っていた
特別な才能ではありません。
これまでの経験を、結婚に向けて使い方を変えただけ。
だからこそ、同じ30代の女性にも再現できると本気で思っています。
まとめ|35歳からでも半年で結婚はできる
最後に、私の体験から伝えたいことをまとめます。
- ドキドキの恋愛と、長く続く結婚の幸せは別物
- 条件で選ぶのは打算ではなく、自分の人生を大事にすること
- 35歳は遅いどころか、男性を見る目が育った強い年代
35歳は、婚活が終わる年齢じゃありません。
これまでの経験に、ひとつも無駄なんてないんです。
一生懸命生きてきたあなたなら、ちゃんと幸せをつかめます。
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